日曜日

二日酔い。

年々二日酔いの症状が重くなるようになってきてしまって、最近はもう、明日のこと気にしないで飲むのなんて一年に一回、夏のスタジオライブのときだけになりました。今年も飲んだぞ。気持ちわりー。

今年は昼過ぎの屋上でひとりで演奏。馬鹿暑いしそんなにみんな観に来ないだろ、と思って、気分が落ち込まないように目を瞑って演奏していました。そしたら、曲終わりのジャンッ!の後、期待よりだいぶ大きな拍手が聞こえて、おお!?と見渡したら結構たくさんの人が暑さ堪えて楽しんでくれていました。ありがたいなあ。

ツーステージ目、サポートメンバーとしてベースを演奏。高校の軽音部のときの感じを思い出します。演奏めちゃくちゃなんだけど、ワーッと盛り上がって、嬉しいし、楽しい、けど、練習通りにやれないのがちょっと悔しくて、みたいな。

これで良いのかな。よく分かんない。

 

メインのバンドの方の活動はもう、このバンドを続けて行くことだけが大事だなって自分の中で結論が出てるから、仕事や生活との兼ね合いで色々大変なことはあるけど、全然迷いはないです。

それは、楽しければ良い、ってのともまた違うんだよな。楽しいだけのことは続かないから。

逆に、昨日打ち上げの席に乱入してきて、「お前は売れてない」とか「俺はアルバムを出した」とか言っていた人もいたけど、そういうことでもないんだよな。

 

みんな色々な理由でバンドをやってる。

ただ楽しみたい人も、売れたい人も、とにかく続けて行きたい人もいて、それによってバイトしつつバンドに専念するとか、サラリーマンしながら週末だけバンドやるとか、色々あるけど、音楽やってる以上、結局は、音が自分の心に響けば、それだけで心が通わせられる。

あのスタジオライブは、そういう理想郷を体現しているような気がして、だから一年に一回、嬉しくて羽目外しちゃうんですね……。